朝7時位に ガタガタガタ・・・という音で目が覚めます なんだあ?
と同時に ”生きてた" という感動と安堵、隣のWクマさんの寝息が聞こえます
こっちも生きてる よかった
外へ出てみると、サヒナのスタッフが小さなユンボで除雪していました
朝焼けがキレイです
幕内の気温は1℃ 外はマイナス4℃位 それほど冷えてませんね
昨夜は風もなく、静寂の中で時折り月明かりに照らされた綿雪がしんしんと
テントにもいい感じに積もっています コレコレ! 最高の朝です
イメージ通りの朝を迎える事が出来ました 初めてにしては上出来
早速、薪子ちゃんに火を入れます
薪は受付でプラコン2箱を買いましたが、4本程しか残っていません
車に積んできた焚き付け用の細薪が1束あるので、それも投入します
朝食は昨日の残りのポトフにマカロニを投入したものと 薪子ちゃんで温めたパンと
コーヒー、ジャガバターです
キーンと冷えた朝、雪原と太陽の光、松ノ木に積もった雪、目の前には羊蹄山
そこで飲むコーヒーは格別な味がします
チェックアウトは11時ですが、朝食が終わってまったりしていたらすでに9時半
大雪原で遊ぶ事を考えると、急いで撤収しなければなりません
薪子ちゃんの寝床はこんなに大きくなりました、3倍できかないくらい
なので居住スペースが狭い事
木々の間から眩しい太陽が覗いています
なんちゅう朝やあ~~
少し前までは、何で寒い中わざわざキャンプなんかすんの?なんて事も
思った事もありましたが、生き抜いて、こんな朝を迎える・・・
これこそが雪中キャンプの醍醐味です!?(笑)
醍醐味とは別に、撤収時に気付いた大きな誤算・・・
それは
薪子ちゃんの元気が良すぎて、タープに穴が
ストーブの下面の雪は溶けるので、地面が見えるまで掘った為に天井までが高くなり
本来、横引きするハズの煙突を高さ調整に使ってしまった事が原因と思われます
しかし、60cmも台の高さがあると底面は全く溶けず、溶けるのは横壁でした
横引きが無いと火の粉が外に出やすくなるんですね、予習はしていましたが・・・
大自然に負けてしまいました(笑)
良識のある大人の方は、横引き管は必須、縦横の比率は横1対縦3 以上を守って下さいね
15年以上も使ったタープだから、まあいっか!?
あとで補修するべ!
よし、撤収!! 夢中になり写真はありませんが
巣穴が恋しい様です
名残惜しそうに巣穴を埋めて・・・ ここでちょうど11時
受付へ行って写真撮影したいので、10分位の遊び時間を許可してもらい
羊蹄山を望む雪原へと向かいますが
大きな獣の足跡があります 足跡の他にしっぽ?の跡もありますが・・・
熊ってしっぽあったか??
熊だっ!!
死んだ!?
死んでなかった
羊蹄山 キレイだなあ~
雪原も
ニセコ連山も
さてと、帰りますか
10分の筈があまりのキレイさに、20分以上遊びました
お世話になったサイトにお礼を言って
ヤダ、帰りたくない
とぼとぼ・・・
子供かっ!!
いや、しかしホント帰りたくありませんでしたよ
夏キャンとは、また違った幻想的な世界でハマリそうです
最後に受付へお世話になりましたとあいさつに行くと
いい雪でしたね!
と言っておられました
まるでサーファーに ”いい波でしたね” と言っている様な感じに聞こえ
確かにいい雪だったと、お洒落ですな~
ニセコサヒナキャンプ場 冬は最高にイカした場所でした
スタッフも気持ちの良い対応と皆さん言ってましたが、その通りでしたよ
初めてキャンプに行った時、初めてキャンツーに行った時 を想い起こしました
雪中キャンプ恐るべし
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